ひののとしょかんを考える会通信 第5号
2002年10月28日発行
  
 
                  
 & としょかんと私 &
                            
                         内田 摂子(三沢在住)

 「懐かしいなあ」
 社会人の息子が笑顔で手にしたのは、絵本『ぐりとぐら』。
 「昔、よく読んでもらったよね」
 その時、私の頭の中に、移動図書館ひまわり号のあの”タカタカタンタン〜”のメロディーが流れてきました。
 もう20年も前でしょうか。幼い息子二人とひまわり号が来るのを楽しみに、いつもたくさんの絵本や児童書を借りていました。毎晩床の中で二人に本を読み聞かせをするのが、日々の慌ただしい生活の中で、唯一、心安らぐ時間でもありました。
 私と図書館とのお付き合いが始まったのは、小学校低学年の頃です。当時、校内には図書室がなかったので、学校が終わると自転車で区立図書館へ。中・高生時代は、お昼休み、放課後と毎日学校の図書館へ顔を出していました。委員会にも入り、本の整理やらカウンターでの貸出し当番等もやりましたよ。なつかしい思い出です。
 

            市 民 と 図 書 館

                 −町田市立図書館の実践−
                           
                            講師:町田市立図書館副館長 手嶋孝典氏  
手嶋氏講演会
 4月21日の定例総会に先立ち、町田市立図書館副館長手嶋孝典氏の講演会「市民と図書館−町田市立図書館の実践−」を開催しました。
 町田市立図書館では、図書館のサービス理念として、「@市民生活とまちづくりに役立つ図書館  A市民と共に成長する図書館  B市民に信頼され支持される図書館」の3点を掲げ、サービス目標として以下の10点を掲げ取り組んでいるとのことです。

 @市民生活をより深く、豊かなものにすること。
 A市民が現代社会を生き抜く力を獲得するための手助けをすること。
 B市民が積極的に市政に参画できるようにすること。
 C生涯学習の拠点にふさわしいサービスを確立し、市民の信頼を獲得すること。 
 D子どもたちが豊かな心と生きる力を育むことができるようにすること。
 E高齢社会にふさわしいサービスを展開し、老後の生活を豊かなものにすること。
 F社会の中核を担う勤労者に対するサービスに力を入れ、町田市の活性化を図ること。
 G図書館の利用が困難な人々へのサービスを重視し、あらゆる人々が図書館を利用できるようにすること。
 H利用者との対話を重視し、新たな市民文化の創造拠点となること。
 I市議会議員、市職員に対し、政策立案の支援を積極的に行い、市政を活性化することに役立つこと。

 そして、具体的なサービスとしては以下の7点をあげています。

 @資料の提供(収集・保存、貸出し、予約)
 A情報の提供(レファレンス、読書案内) B町田市に関する資料・情報の提供
 C施設・機器の提供
 D集会事業
 E対外サービス(学校、地域団体等)  F図書館利用が困難な人々へのサービス(なお、現在、より実践的な「町田市立図書館サービス計画」を別途策定中とのことです。) 

 次に、町田市立図書館の研修制度について。第2木曜日(休館日)の午前中を研修の時間として取り組んでいるなど、日野ではほとんど手つかずの制度でたいへん興味深いものでした。
 ところで、町田市立図書館でも、職員問題や市内の図書館関係機関との連携問題、図書館の利用に障害のある人に対するサービスの問題等多くの課題を抱えているようですが、特に昨年起きた都立再編問題は、三多摩ばかりでなく全国の図書館に与える悪影響は計り知れないとのこと。
 また、21世紀の図書館像(情報化に対応した今後の図書館のあり方)について触れられ、地域電子図書館構想(実際は、ハイブリッド図書館ではないか)や地域の情報拠点としての機能の拡大、新しい通信技術の導入・活用、既存の図書館資料の電子化・データベース化や新しい電子資料の収集・提供、インターネットや商用オンラインデータベースなどの外部の情報源へのアクセスなど、図書館を取りまく状況が大きく変化しようとしていることを指摘されました。
 そのような状況の中で、ベストセラーの複本購入についての日本ペンクラブ等からの批判など、資料提供としての貸出しを軽視する風潮が強まっているのではないか。
 図書館は、何をするところかを常に問い続ける必要があると思う。図書館の基本的機能は、利用者が求める資料・情報を的確かつ迅速に提供することであり、時代を超えた普遍性を持つのではないか。
 また、図書館法第17条(無料の原則)が揺らいでいる。町田市立図書館は、すべての市民に無料で公開されるべきであるという原則的立場を堅持したい。
 どのような図書館を求めるかは、納税者である利用者・住民が決めることであると締めくくられました。   (文責 石嶋)

          町田市立中央図書館見学記 

 一昨年の浦安市立図書館、昨年の小川町立図書館(埼玉県)に引き続き、恒例になった図書館見学会として、9月18日(水)町田市立中央図書館を見学してきました。1990年11月の開館以来何度も訪ねている私も、館内をくまなく見せていただくのは今回が初めてでした。
 駅前の再開発事業の一環として誕生したという中央図書館ですが、開館以来12年を過ぎた現在、着実に市民生活に根づいているようです(最近では近隣の相模原市民にも開放されてもいます)。当日は平日の水曜日にもかかわらず、老若男女を問わず多くの利用者でにぎわっていました。ターミナル駅の近くという地の利と魅力ある豊富な資料群がほんとうに生かされているように思えました。
 
 1時間ほどかけて副館長の手嶋さんに館内を案内
していただいた後、町田の図書館活動をすすめる会
のメンバーの増山さんと小林さんを交え、1時間半
ほど懇談しました。お二人は図書館協議会委員もな
さっていることもあり、図書館サービスに関わる私
たちの質問に率直に答えてくださいました。
 自分たちの住むまちの図書館を心から愛され、実
によく勉強されているなあとの印象を持ちました。
「市民とともに築き上げる図書館」のよいお手本と
して、今後も交流を深めていきたいと思いました。
                                    

                                       <手嶋副館長・増山さん・
                                       小林さんを交えての懇談>
 以下、参加者からの一口感想を掲載します。

・毎回、図書館等の見学をするたびに、井戸の中の蛙であることをつくづく感じます。又、日野の図書館が、見学する図書館に良い点がとり入れられ近づけるとよいなあと言うのが実感です。これからも停滞せず、一歩、一歩地道でも改良され、図書館を利用する者の身になって進行することを願って、ボランティアの読み聞かせも研修・自己を高めることが必要だなあと感じました。本日の見学もとても勉強になりました。(H・K)

・駅の改札を出てから徒歩2〜3分で到着。ビルの建物(隣はホテル)にびっくり。(「これが図書館?」)でも、中に入ってら、そのことを忘れてしまうような空間でした。和室や子ども用のカーペットスペース、カゴ、乳母車、車イスなども置いてあり、喫茶室もあって、1日中ゆったりと過ごせそうでした。(もちろん本もたくさんありますが…) (Y・Y)

        

   <児童室に飾られた                   <障害者サービスに取り組む  
  文庫の人たちお手製のタペストリー>               全盲の女性職員>

・大型図書コーナー(美術書など)のそばに和室がしつらえてあったのが非常に印象的で、一日中でも、ここで楽しめそうで羨ましかった。(W・H)

・児童フロアーの豊かさに感動。おはなし会の日もあってか、バギーがたくさん。親子連れの多さに感激−小さいうちから本にふれる幸せを若いお母さん達もがんばっている姿に感激。様々のチェアーの種類に楽しさもプラスされていると思う。市民がリラックスして図書館を利用している様子が手にとるようにわかった。(T・K)

・駅前のビルの中にある町田市立中央図書館は驚きの連続でした。エスカレーターで4Fに入ると目に飛び込んできたのはその広さと蔵書の数。そして大勢の利用者。圧倒されました。広いスペースに椅子がゆったりと配置された憩いの広場はほぼ満席。和室、お話の部屋、AVコーナー、ビデオ、まんが等今までの図書館のイメージを一変させられました。中でも子ども広場にある「たからじま」と呼ばれるカーペット敷きのコーナーでお父さんと幼児が座り込んで本を見ていた姿はとても印象的でした。(K・T)

・町の中心部に病院、老人施設、市役所、そして、図書館があるのが理想だと思っています。町田はその中でも、図書館が駅前。文化を発信するには図書館です。市民と職員が協議して造られたと聞き、また、市民参加の協議会も機能していること、本当に大事なことだと思います。日野も安心せず、これからの図書館づくりを市民と共にしたいものです。    (K・M)

・各地域の図書館を見学していつも感じるのはその図書館が生まれた経過が形としてあることだ。市民の図書館として生まれた日野は恵まれた図書館を享受した。町田は市民と図書館が共にかかわって生まれた。市民参加のできる図書館が活気を生み出している。  (M・K)


◆ シリーズとしょかんをもっとよくしろう bQ ◆
          「障害者サービス」をご存知ですか?
                                          中山 玲子

 思い浮かべてみてください。もしもあなたの目が不自由になってしまったら、図書館にある活字書をどのようにして読むことができるでしょうか?
 思い浮かべてみてください。もしもあなたの足が不自由になり、図書館への来館が困難になってしまったら、どのようにして自由に図書館を利用することができるでしょうか?
 思い浮かべてみてください。もしもあなたの手が不自由になってしまったら、どのようにして本のページをめくることができるでしょうか?
 思い浮かべてみてください。もしもあなたが聴力に障害があって相手の話す言葉が聞き取りにくかったり、あるいは、もしもあなたが日本語の不自由な在住外国人の方だとしたら、気軽に来館したい図書館でさえ、図書館員とのコミュニケーションに戸惑いを感じてしまうこともあるのではないでしょうか?
 思い浮かべてみてください。もしもあなたが入院をしたり、高齢者施設などの福祉施設に入所していたら、自由に図書館に来館することが困難であることを…。
 普段は何気なく利用している図書館も、上記の例のような立場になるとなかなか利用しにくくなることを感じていただけたでしょうか?日野市立図書館では、このように、図書館利用において数々の不自由を感じておられる方々にも、有意義に図書館を活用していただくことを目指して「障害者サービス」を行っており、私はこのサービスを担当して7年半になります。表からはなかなか見えにくいサービスですので、実際どんなことをしているのか少し紹介しましょう。
 障害者サービスの拠点は中央図書館です。具体的なサービスをいくつか紹介しましょう。先ず、目の不自由な方のための点字の本の製作、目の不自由な方や手が不自由で本のページがめくれない方などのための録音図書の製作を、図書館に登録した資料変換者(活字の本を点字や録音にする専門的技術を有した方)の協力を得て行い、完成したこれらの図書の貸し出しを行っています。しかし、日野市立図書館で製作できるこれらの図書にも限りがありますので、ご希望の点字図書や録音図書が当館にない場合は、全国の他の図書館から取り寄せをして貸し出しをすることもできます。その他、目の不自由な方が読みたい活字の図書などを、図書館に登録した音訳者(一般的には「朗読者」というとおわかりになりやすいかもしれませんが)や図書館職員が読み上げる「対面朗読」、心身の障害のために図書館に来館できない方々への図書の郵送あるいは宅配サービスなどを行っています。
 また、新しいサービスとしては、パソコン画面に映し出された文字を読むことが困難な目の不自由な方のために、パソコンの画面上に現れた文字を音声読み上げさせるソフトを用いて、音声を頼りに図書館の蔵書検索やインターネットが使用できる環境を整えたり、中途で失明してしまった方へのパソコン操作のサポート、点字の指導なども試みています。また、障害者サービス担当者として、個人的には、今後は目の不自由な方、知的に障害のある方、学習障害の方、在住外国人の方などに特に喜ばれるAV資料(音楽CDなど)の所蔵も、もっともっと充実した図書館にできないかという希望を持っています。
 皆さん、あるいはお知り合いの方で、図書館を利用するうえで様々なハンディをお持ちの方がおられましたら、ぜひ、上記のようなサービスをお気軽にご利用いただけましたら幸いです。詳しくは、中央図書館の障害者サービス担当者までお問い合わせください。
 なかなか見えにくい障害者サービスですが、皆さんにその一部を感じていただける形として、中央図書館内の児童図書のコーナーに点字付きの絵本を並べて、目の不自由な方のみならず、何方にも自由に貸し出しを行っています。これは、日野市にある点訳グループの一つ「六点の会」の協力で製作したものです。ぜひ、こちらもご覧になってくださいね。
 最後に、これからの日野市立図書館のサービスを少しでも良いものにしていくための私の希望を書きます。
 ひとつは、「市民」とか「職員」とか、そんな立場で線引きをせずに、「皆」で良い図書館にしていくための取り組みをしたいということ。なぜなら、「職員」だって、1歩図書館の仕事から離れたら1人の「住民」なのですものね。「図書館応援団」として皆で心の輪が作れたらいいですね。
 そしてもうひとつは、「日野市の財政が厳しい」ということだけで、新しい試みから逃げてはならないということ。「財政が厳しい」ということを嘆いて後ろ向きになっていたら、心も夢も意欲もどんどん萎んでしまいます。「厳しい財政」の中でもいかに一人でも多くの市民の方に図書館を有意義な場として利用していただけるか、その可能性を探っていきましょう。そして、それを考える場合、大切なことは、「だれもが平等に利用できる図書館」という考えが原点になくてはならないこと。図書館利用において、障害を受けてしまう利用者のことを置き去りにして図書館サービスを考え、発展させていこうとすることは、真の「市民の図書館作り」とはいえなくなってしまうのです。
 さらにもうひとつ。自由に図書館を利用することが難しい数々のハンディを背負った方々の小さい声にも耳を傾けてください。それは、同情といったきれいごとではありません。皆さんもいずれ高齢になったり、病気になった時でも、図書館を楽しく利用したいとは思いませんか?そういう意味において、「障害者サービス」とは、けっして一部の人のための特殊なサービスではないことを私は強く訴えたいと思います。
 「障害者サービス」でいうところの「障害」とは、けっして「利用者」にあるのではなく、「図書館側」にあるのです。日野市立図書館が抱える自らの「障害」を克服していくことが、障害者サービス担当としての私の願いです。


都立多摩図書館があぶない!part 2 「多摩むすび」からのPR

 前回の通信4号でお伝えしましたが、都立図書館は、私たちの声に全く耳を傾けることなく、独断で再編計画を推し進め、都立多摩図書館所蔵の10万冊近い資料の廃棄を断行しました。
 そしてこの夏、児童書約3万冊、秋には約9万冊が再活用の名のもとに同様に処分されようとしています。
 都立図書館はこれからも順次独自の判断に基づいて処分を進めようとしています。
 こうした愚行を何とか押しとどめようと、昨年9月から、市民、図書館員等で反対運動に取り組んできましたが、結果的にはストップさせることができませんでした。
 しかし私たちは敗北したわけではありません。
 この度、新たな運動体として、「多摩地域の図書館をむすび育てる会」(略称、「多摩むすび」)を発足させ、多摩地域全体の図書館の発展を願って活動を展開することになりました。
 会では、活動計画の中で、都立多摩図書館が放棄し、町田市立図書館が引き取った5万冊の問題や、日々各図書館から出ている除籍本の問題も含めて、その問題解決の有力な方策としてのデポジットライブラリー(保存図書館)の設立等、三多摩地域の図書館で日々抱えているさまざまな問題について、みんなで取り組んでいこうとしています。
 他にも学習会を順次開催する予定です。より多くの皆さま方のご参加をお待ちしております。 
 なお、会ではホームページも開いていますのでご覧ください。
http://www.hinocatv.ne.jp/~je1hyg/kankeidantai/tamamusubi/tamamusubi.htm(三多摩図書館研究所のHP内)


 日野市の学校図書館をもっとよくする会からのレポート 2002年9月24日
「学校図書館職員制度の制定を求める請願」は、 9月4日、議会に19,892筆の署名を添えて提出しました。9月13日の生活・文教委員会で継続審議となりました。署名運動は12月議会での採択にむけ、11月末まで続けます。 ご協力をお願いします。

 6月から8月末まで、市内をはじめ全国各地から励ましの言葉と一緒に、署名をたくさん寄せていただきました。本当にありがとうございました。
 市内では会員を中心に、小・中学生の親たちと、松任市のビデオをみる会を開き、話し合い協力の輪が広がりました。また市内の三つの駅頭で、手づくりの会ののぼりをはためかせての宣伝と署名に取り組んだり、地域にポストインして後日訪問して集めたりと、署名運動に積極的に取り組みました。また市議会各会派の議員との懇談も重ねました。

 この間8月末には、「学校図書館連続講座」(パート2)を開催、市内外から50人を超える参加があり、好評のうちに終了しました。

 9月13日の生活・文教委員会では、多数の市民の傍聴のなか2対4で継続審議となりました。質疑で教育委員会では、学校図書館検討委員会をつくり、
@学校図書館の役割 A学校図書館の運営、業務 B開かれた学校図書館のあり方などについて、いま検討中で11月には検討結果が示されると答弁しま 絵した。生活・文教委員会では検討結果を待たず、直ちに請願を採択すべきとの意見もありましたが、9月議会では継続となりました。
 いま、会では24日報告集会を開き、12月議会へ向けてさらに署名運動を広げる計画です。引き続き請願署名のご協力をお願いします。(文責 板垣)


「図書館の会」参加報告

 ☆日時:2002年4月25日  午後1時〜4時30分
   場所:ルネ小平(小平市)

 多摩地区で図書館や文庫連に関係している市民が参加して学習会や情報交換をする「図書館の会」に参加。山口源治郎先生を囲んで、それぞれの地域での活動状況や問題などを自由に話しあった。
 各地の報告でも多摩市の市長選の結果、新市長が誕生したという報告。また図書館の広域利用の在り方や、IT化を進める中で地域格差が生じるのではないかという不安、学校図書館に対して各市の行政が取り組む姿勢の違いなど、さまざまな問題が出された。都立多摩図書館問題も含め、公共図書館が抱える課題は大きく、行政の枠の中で図書館としてどれだけ市民のニーズに応えているのか、また利用者も図書館に対してどういう図書館がいいのかという意見集約ができないもどかしさを感じた。

 ☆日時:2002年6月20日 午後1時〜4時30分
   場所:ルネ小平(小平市)
   テーマ:「図書館の広域利用について」
 
 日野市でも多摩市の図書館が利用できるようになったが、多摩の各市ではすでに広域利用は進んでいる。町田−相模原、調布−三鷹、西東京−東久留米−清瀬は共通カードを使って可能。清瀬で作ったカードで、埼玉県の新座市や所沢市の図書館もOKなど他県にもまたがっている。図書館の広域利用の計画は昭和62年にできたが、共通事項を模索しつつも各市の体質によって足並みが揃わない。ここへきて急速なIT化によって、基盤整備の遅れている自治体と進んでいる自治体との格差がでている。これも整備の順番があっていつかは、一本化されるのだろうが、現実に利用している市民は混乱していることは確かだ。

 ☆日時:2002年8月29日  午後1時〜4時30分
   場所:ルネ小平(小平市)
   テーマ:「PFI方式と公共図書館」「公共図書館の民営化を考える」
 
 「多摩地域の図書館をむすび育てる会」の設立総会参加者の報告があった。各地域からの報告には初めて西東京市の図書館協議会の委員が出席された。市町村合併にともなうさまざまな問題が現場で起きており市民が戸惑っているようだ。図書館のカウンターの業務委託など少しずつサービスの内容が変わろうとしている。
 テーマのPFIについて山口先生からレジュメが配られ、それを中心に学習した。実際のところ桑名市の図書館が先例となるらしいが、図書館がそれを取り入れてどう運営されるのか私たちの想像の範囲ではまだよくわからない。今後も図書館を取り巻くさまざまな問題について引き続き勉強会で取り上げていくことにした。
 *PFI(Private Finance Initiative):<民間の資金と経営能力及び技術能力を活用し、公共サービスを実現する政策手法>                    (文責 久保田記)
 

会則改正

 総会において会則の改正の件が審議され、以下のように改正されました。
  1.会則9条(定例会)
     <改正前>
      隔月に代表が招集し、諸活動について審議・決定し、実行する。
     <改正後>
       7月・3月に代表が招集し、諸活動について審議・決定し、実行する。
  2.会則第12条(付則)
  3 この会則は2002年4月21日から一部改正の上施行する。

 
☆この通信は点訳版もあります。ご希望の方は事務局までお申し出下さい。
三多摩図書館研究所のホームページ
(http://www.hinocatv.ne.jp./~je1hyg/)の関係団体情報コーナーに、
「日野の図書館を考える会」のページが掲載されています。
  
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