?  浦安市立中央図書館見学会の報告 ?
 
 
 8月2日(水)日野の図書館を考える会の会員9名が浦安市立中央図書館の見学にいってきました。
 
 入口の右手には児童室があり、司書のおすすめの本が、表紙の見えるように書架やその上に並べられています。おはなしの部屋では司書による読み聞かせが行われています。
 一般開架室は書架も低く、広い空間を感じさせます。本の配置は分類を崩し、利用しやすさに配慮され、OA関係は古い機種に関する本もそろえ、利用者から重宝がられています。
 貸出窓口とは別に設けられた、『本の案内』は調べたいことがはっきりしない人も、ゆっくり相談にのってもらえる、カウンセリングコーナーです。利用者検索システムは、市のホームページにも入っているので、自宅のパソコンでも検索ができます。
 図書館入口や廊下では「平和」「庭園」など、テーマをもった本の展示が行われています。
 蔵書の豊富さと様々な工夫に、一同溜め息・・・。
 














 

     ☆浦安市立中央図書館ミニデータ☆

   敷 地 面 積  9,390.55u
   延 床 面 積  5,185u
   収 容 能 力  640,000冊

   1 階   一般開架室、レファレンス室、児童室、おはなしの部屋、
         点訳室、他面朗読室など
   2 階   視聴覚室(140席)、集会室、応接室、事務作業室など
   地下1階  移動図書館倉庫、閉架式書庫など

   おはなし会 ストーリーテリング(語り) 毎週水曜日、毎月第4土曜日
   絵本の読み聞かせ            毎週火〜金曜日
 














 
 
 
 
 全国一を誇る浦安市立図書館を
支えているのは?
 
 どの自治体も財政難に悩んでいる中で、これだけの市立図書館を維持する秘訣はどこにあるのか、常世田図書館長に伺いました。「一番の基本は市民の支持です。」と館長。浦安市の図書館利用率は約60%、全国平均と比べても飛び抜けて高い数値です。これだけ多くの市民が利用する施設では、市もおろそかにはできない、ここがポイントです。
 多くの市民に利用してもらうためには、いいサービスを提供することはもとより、講座や工作教室などを企画し、市民に図書館に来てもらう工夫をしています。(9月は週刊ダイヤモンド編集長の連続講座)市長や市議会議員の理解も大切、図書館利用者でつくる『友の会』からも積極的に働きかけてもらいます。市職員の仕事もしっかりサポートして、図書館の味方を増やします。とにかく、ありとあらゆる場を利用して働きかけていく日常の積み重ねが、全国一の図書館を支える秘訣のようです。
 
利用者がつくる図書館『友の会』
 
 1992年のアメリカ図書館視察の際にふれた図書館友の会を参考に発足。登録会員は約70〜80名、日常的に活動しているのは30名程度。非常勤職員で加入している人もいますが、基本的には利用者の会です。月1回「友の会デー」を開催、学習会やバザー、図書館長を囲む会、職員との懇談会などを企画しています。苦言を呈することもありますが、図書館の応援団として活動しています。市長や職員に働きかけるロビー活動も大切な活動です。             (清水記)