【記録】特別区図書館長会から提出された都立図書館のあり方に関する要望書

                                    平成13年12月19日
 
東京都立中央図書館長  様
  同 日比谷図書館長 様
  同 多摩図書館長  様
 
                             特別区図書館長会  
 
都立図書館のあり方に関する要望書
 
 日頃より、区立図書館の運営につきましては、ご支援ご指導をいただきありがとうございます。
 さて、都立図書館のあり方検討の状況を踏まえ、特別区図書館長会として検討した結果、下記のように要望いたします。
 今後とも、都立図書館が「公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準」(平成13年絵文部科学省告示第132号)に述べられている「区立図書館に対する援助」の役割を担っているだけるようお願いいたします。
平素より多摩地域の教育行政にご協力、ご尽力いただき厚くお礼申し上げます。
 
       記
 
1 「図書館資料の1点収集1点保存」については、現在の区立図書館へ協力貸出が後退することのないよう、一部の専門書の2点収集を行う等の弾力的な運用を図られたい。
 
2 都立図書館の区市町村立図書館への協力貸出とともに、区市町村立図書館間の相互貸借が促進できるよう、都立図書館協力車の運行システムの再編成を図られたい。
 
3 「協力レファレンスの一元化」については、区立図書館に対する協力レファレンスの効率化の観点から、レファレンス事例のデータベースを提供されるようよう考慮されたい。
 
4 区立図書館職員の資質向上のため、都立図書館として一層の研修の充実を図られたい。
 
5 都立図書館の見直しに伴う図書館資料の除架にあっては、郷土資料は当該関係自治体の図書館に提供するなど、貴重な資料が散逸しないよう最大限配慮されたい。
【記録】特別区図書館長会から提出された都立図書館のあり方に関する要望書

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