図書館を考える

前川恒雄著 婦選会館図書館講座を記録する会・編集 「公立図書館の管理委託を考える」実行委員会・発行 1996年5月刊行 300円
目次
Ⅰ 図書館の働き 4p
 1 機能・目的・方法の関係4p
目的7p
 ① 市民の可能性の拡大8p
 ② あらゆる資料(情報)の提供 12p
 ③ 学問と芸術を万人ものに14p
Ⅱ 図書館サービス17p
 1 安らぎ 入りやすさ   17p
 2 本のさがしやすさ19p
 3 借りやすさ21p
 4 リクエスト・サービス24p
 5 図書館協力27p
 6 聞きやすさ28p
 7 的確な考え方31p
Ⅲ 本を選ぶ34p
 1 誰の負担で、誰のために本を選ぶのか 34p
 2 価値選択36p
 3 要求選択41p
 4 図書の量と臨界点42p
 5 要求と価値の統一44p
 6 行政選択と図書選択46p
Ⅳ 図書館職員49p
 1 専門的能力の中味49p
 2 使命感52p
 3 館長はなぜ専門職でなければならないか56p
Ⅴ 社会の中の図書館    63p
Ⅶ 社会の状況 72p
 1 地域社会の変化72p
 2 文化状況76p
 3 学歴社会                         81p
Ⅷ 新しい問題85p
 1 みせかけの効率主義85p
 2 歴史認識91p
 3 技術主義93p
 4 ネットワーク 94p
 5 目立ちたがり                     99p
Ⅸ これからの図書館 102p 
 1 基本を102p
 2 図書館の中で 104p
 3 発展のための運動論  107p
 4 図書館の協力111p
 5 図書館協力                     112p
Ⅹ 社会と図書館115p
 1 行政の中の図書館 115p
 2 図書館員を育てる社会 119p
 3 市民と図書館                    121p
刊行にあたって                      127p
1993年10月14日と11月11日に市川房枝記念婦選会館で行われた講演の記録です。当時、調布市立図書館が財団委託になるという話が出てきて、公立図書館の存在を重要に思う私共が、前川氏に講演をお願いしたのです。婦選会館特別講座として3回ずつ3回の講座を行い、8月には滋賀県地域の図書館見学スタディ・ツアーをしました。その最初の講演、「図書館は何のためにあるのか」と第3回「図書館はどこへ、現状、問題そしてこれからを」記録させていただきました。
1995年12月 婦選会館図書館講座を記録する会 田畑喜久子上原 睦子末廣いく子(「刊行にあたって」から)

図書館の働きと委託
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