【記録】ひののとしょかんを考える会通信 第3号

2001年8月6日発行  ▶PDF版第3号
もくじ

二村健氏講演会要旨 

二村健氏講演会アンケート集計

滋賀の図書館見学記

「図書館の会」参加報告

「東京の図書館をもっとよくする会」総会の参加報告

日野市の学校図書館をもっとよくする会

活動報告

会則改正

二村健氏講演会要旨『公共図書館の現在、そして近未来を考える』

2001年4月22日(日)
日野生活・保健センターにて

二村健氏のプロフィール

1 はじめに
 
  何をしてきたか
  何をしたいか
 
2 遠隔学習社会
 
  欧米の動向
  遠隔学習社会の到来
  遠隔学習ニーズの把握
 
3 公共図書館と電子図書館
 
  公共図書館における電子図書館モデル
  遠隔学習メディアとしての電子図書館
  遠隔学習時代の公共図書館の役割
 
4 まとめ 

2005年の図書館像と日野市立図書館

 二村氏が『地域電子図書館構想検討協力者会議』に「地域電子図書館構想の報告書に盛り込みたいこと」として提出されたレポートから。
 
 近い将来、はぼ間違いなく遠隔学習社会が到来します。学校教育を含めて、遠隔学習社会において公共図書館は重要な学習拠点の1つとなる、という考えには、皆様のご賛同をいただけることと存じます。このための立論に必要な次のような観点を盛り込んでいただきたいと思います。
 
1. 学習ニーズはますます高度化し、ITの進展とともにインターネットがそのチャンネルとなる。

2. いわゆる遠隔学習(distance learning)は大学教育をはじめ様々な分野に及ぶ

3. 遠隔学習によって学習を進める人々に対して、学習スペースを提供することが図書館として重要であることが認識される。

4. 人間は端末に向かってうつうつと学習を進めることは難しい。どこか人恋しく、かといって緊密な人間関係を嫌う現代人にとって、そこに行けば必ず誰かが居て、それぞれは互いに干渉せず、適当に気晴らしをしたりくつろげる設備があり、求めればレファレンスサービスも行ってくれる公共図書館は、遠隔学習社会には誠にうってつけの施設である。

5. 学習スペースの提供は、かつて議論された受験生のための「自習室」に似た発想と言えなくもない。しかし、大きく異なるところは、受験生と違って学習者が図書館の資料を活用する場面を限りなく想定できることである。すなわち、学習途上で疑問に思ったことをすぐ調べることのできるコレクションが背後に控えているという点である。

6. 「自習室」の廃止は貸出し偏重主義の表れである。この考え方自体は誤ったものではなく、1970年代においては、我が国の図書館界が発展していくための重要なフィロソフィーであった。しかしながら、1990年代後半においては、貸出し偏重主義を反省する議論が聞こえる。これを乗り越えたところに21世紀の公共図書館像が導出されるのである。遠隔学習社会に対応することはその1つである。 

 なお、二村健氏講演会の録音テープをお聞きになりたい方は事務局までご連絡下さい。

二村健氏講演会アンケート集計

2001年4月22日
参加人数 40名  アンケート回収枚数12名分
回答原文のまま掲載
 
(1)きょうの講演会はいかがでしたか。1つ選んでください。
 
良かった       9名
普通         2名
あまりよくなかった  1名
 
感 想 
 
・これからの図書館について、遠隔学習を1つの大きなテーマとして考えていき、1つの答えを模索していっていることが感じられました。改めて、図書館について考えさせられました。
・市の図書館活動の実態を知って大変よかった。
・電子図書館の話に興味がわいた。
・近未来の動きが知る事ができた。
・これからの時代を考えるとそうなるどろうなと思えます。ただ誰でも使える図書館の形はとっておきたい。
・日野が再びモデルとして新しい図書館像を世の中にアピールできるうになるといいなあと思いました。
・近未来の図書館の姿が見えて、具体的にわかりやすい会だったと思います。こういう時こそ、原点に返って、図書館の果たす役割が一層大きくなっていくように思います。
・大学教授のお話なので質の高い内容であり知らない情報も沢山知ることができ良かった。しかし、一般の人にとってはやや難しく、とっつきにくい印象もあった。欲を言えば、後半の話により重点をおいて、しろうとにもわかり易くかみくだいて話してほしかったと思う。
・私は時代おくれなのかもしれないが、あくまで、「本の図書館」を図書館とよびたい。すきな人が、インターネットをやるのはかまわないが、国民全部がいやおうなくコンピュータを買わされ(買わなければ本当はつかえない)いずれその機会に動かされる社会を考えただけで、ゾッとする。これが、図書館の未来像だというのであれば、どうやら、私は図書館問題には興味がないのだといわざるを得ない。
・電子図書館という構想がどんなものであるのか?ということが具体的に理解できた。遠隔学習を支援するスペースとしての図書館という考え方には大いに期待できるので、ぜひとも実現させて欲しい。生涯学習という観点からも必要不可欠と考えます。


 
 (2)この講演は何で知りましたか。
 
    ちらし   4名
    広報    1名
    友人・知人 2名
    その他   4名
 
(3)日頃、図書館を利用していて感じていることを自由にお書きください。
 
・「本」を知らない職員が多い。(正職以外は質問にこたえないことになっているらしいが、こちらは、だれが正職か臨職か区別できない。)
・新しい本が少ない。他市の図書館にあるものが、日野市にはないということがよくある。本の選定もどうやっているのか、疑問に思うことがある。
・学校図書館につめたい。(公共図書館の仕事の中には当然学校図書館を充実させていくこと、支援することが法的にも定められているが、関心すらないと思える。)
・市民とともに歩むという姿勢がない。(他市では、講演会をひらいたり、文庫連のイベントを支援したりしているのに、日野市は全くやらないことをよしとしている。日野子どもと本の出会いの会のイベントにもほとんど協力が得られない。)
・すいません…最近つかっていません。
・1番は図書館員の対応が冷たく感じられることが多いことです。講義等で知った図書館員としての理想の姿に遠いと感じています。(横浜市立の図書館利用者です)
・楽しんで、仕事として使用してます。
・開館時間の延長をお願いしたい。23区では8時まで実施している。
・閲覧室orスペースの充実を望みます。
・朗読テープ(名作の小説)をそろえて利用できるようにして頂ければと考えます。(高齢化が進むと目が悪くなり、細かい文字が読みづらくなります)
・現状で満足している。
・利用者の端末がないので大変不便である。
・学習スペースがてぜまである。
・雑誌のタイトル数が少ない。(借りたいものが入っていない)
・きちんとした目録が完備されていない。
・利用できる図書館が限定されている。(住んでいる所、通学している所など)
 
(4)今後、この会に望むものがありましたらお書きください。
 
・図書館についての身近なわかり易いテーマで取り組んでほしい。
・日野市立図書館の中に流れる古い考え方を改めてほしい。
・図書館協議会をもっとひらかれたものにしてほしい。
・あたたかにむかえてくれる本をよくよんでいて力のある司書のいる図書館にしたいものだ。
・発展を期待します。
・活動として大変立派なことであります。今後の活動を願っています。
・日野の図書館の抱えている課題や市民の声を知りたい。
・難しいとは分かっているつもりですが、これからは日野市を中心として、日本の図書館を考え、近隣の会と共同でがんばっていって欲しいと思います。
・今後、コンピュータ等と図書館との結びつきがますます重要となりゆくので、現実的に対人関係が少なくなるようで大いに気になる。この点をどうするか、この問題についての話(講演)をお願いします。
・楽しい会にしていきましょう。
・地域電子図書館構想のモデルとして、再び図書館界を引っぱっていってもらいたい。とにかく一石を投じる役割を果たしてほしいと考える。

滋賀県の図書館見学記

                                    2001年6月8日
                                      7月28日修正
                                           石嶋
 
 5月29日(火)昼過ぎから31日(木)にかけて、職場の同僚Eと滋賀県の図書館を訪ねてきた。
 午前中の仕事を済ませ、中央道の談合坂で昼食をとった後、サービスエリアを出てまものくのこと、激しい雷雨に見舞われ、雷の苦手な二人にとっては前途多難な旅の始まりだった。

   
 5月29日(火)中央道から名神経由で滋賀県へ 途中ガス欠に

 しかし西に向かうにつれやがて雨も上がり一路滋賀を目指し高速道路をひた走ること約5時間。ところが、名神高速に入る手前の内津峠(うつつとうげ)付近で何とガス欠になってしまう。やはり軽自動車では荷が重すぎたのだろうか、後1㎞でパーキングエリアだったというのに。JAFを呼んでやっと給油をしてもらい気持ちを新たに再出発。この後名神高速の集中工事にもあい、近江八幡には出発してから何と約8時間後の到着だった。

 けれども翌日からの見学は前日の苦労(?)を忘れさせてくれる内容となった。まずは栗東(りっとう)図書館。突然の訪問にもかかわらず、A館長自ら快くご説明くださり、滋賀県の図書館振興策や専門職制度などに話が及ぶほどの手応えのある見学の始まりとなった。次に甲西(こうせい)図書館を訪ねたが蔵書点検中のため予定を変更し八日市図書館に直行。

   
5月30日(木)栗東町立図書館 どことなく日野の図書館を彷彿させる館内

 この図書館のお薦めが2階にある「風倒木」という自然環境コーナー。開館10周年を記念して自然環境団体との共同で設立運営されているとのこと。ここに併設されている喫茶コーナーでは、ちょうど二組の親子連れがくつろいでいるところで、私たちもT館長のおごりでいっしょにコーヒーのご相伴にあずかる。あまりの雰囲気のよさに東京からの見学であることを告げ、厚かしくも親子連れに記念撮影を申し出てしまうほどだった。

    
 八日市図書館 うわさのゴリラ氏 風倒木

 引き続き、能登川(のとがわ)町へ。黄金色に色付いた刈り取り前の大麦(?)と、植えられたばかりの稲の苗がコントラストをみせるのどかな田園地帯に建った図書館。S館長が博物館の館長も兼任されていることもあり、博物館とタイアップした取り組みを熱心に説明されていたが、確かに図書館とうまくかみ合った仕事を繰り広げていて興味深かった。

  
能登川町立図書館 高い吹き抜けに地元特産の織物がかけられている 水車の見えるブラウジング

 さて、この日の最後は日野からヘッドハンティングされたT館長のいる近江八幡図書館。閉館間際の訪問だったためか床面積3600㎡強(日野市立中央図書館が2220㎡)という図書館にぽつりぽつりとしか利用者が見えず本少々心配になったが、着実に市民生活にとけ込みつつあるという。館内を案内してもらった後、夕食をとりながらしばし図書館談議。その後同じく日野のOBであるTさんの奥さんとお嬢さんに久しぶりで再会し実に楽しいひとときを過ごした。

  
近江八幡市立図書館

 翌日は、Tさん宅に立ち寄り別れを告げた後、琵琶湖の東側をひたすら北上。琵琶湖、彦根城、長浜城を車窓から眺めながら高月(たかつき)町へ。ここは観音さまが有名で高月図書館の2階にはこの観音さまと縁のある井上靖の記念コーナーが設けられていた。『しろばんば』『夏草冬濤』など想い出のある私にとっては興味をそそられた。M館長の話しは同僚からもよく聞かされていたが、なるほどユニークな方で、マンガなども相当数所蔵し、児童・青少年へのサービスを日野とは異なった視点で精力的に取り組んでいるという印象をもった。

    
5月11日(金) 高月町立図書館 2階部分の井上靖記念館 保存庫のマンガ好きにはたまらなそうなコレクション

    
成人書と児童書を混配 

 今回の訪問で何といっても各館長の図書館に対する情熱の深さを感じないわけにいかなかった。草創期特有のエネルギッシュでクリエイティブなものが至る所に満ちあふれ、日野ではないいろいろな工夫が施されていて得るところが多かった。
 かつて1960年代に日野で蒔かれた「開かれた公共図書館」の種子が、元日野市立図書館長の前川さんをはじめとする多くの関係者の真摯な取り組みの中で、滋賀の地でも着実に花開いている姿に今回直に接して見て、こうした図書館振興策が全国各地で取り組まれることこそいわゆる地方分権・地方自治を進める礎を築くのではないかとの思いを新たにした。
 さて、高月図書館の見学を終え帰路に着いたのが午後2時過ぎ、またしても道中ちょっとしたハプニングが発生。一般道から高速に入るのにちょっと苦労したのと、途中またしてもガス欠に見まわれそうになるなどひやひやどきどきの珍道中だった。家に戻ったのは夜10時。またしても8時間弱のドライブだった。
 ともあれ、11年目の同僚E、21年目の私にとって今回の見学旅行はほんとうにいいリフレッシュの研修旅行となった。今回見学できなかった図書館もまだたくさんある滋賀の図書館だけに、機会があれば他の同僚たちと共に、是非もう一度じっくり訪ねてみたいと思う。

「図書館の会」参加報告

○4月19日 ルネ小平
・保谷市と田無市が合併して西東京市になり、新しい年度から職員体制も組み変わり、図書館長も決まった。開館時間の延長や、図書館協議会について、学校図書館の司書・司書教諭の配置の現状などの報告があり、ふたつの市が従来の市政を引きずりながら、合併する難しさがわかった。
・東大和市、多摩市からも現状報告。東久留米市の「上の原図書館」がやはり廃館になりそうで山口源治郎先生が市との話し合いのため欠席された。
・次回6月21日は千葉市立中央図書館の「千葉市の図書館を考える会」の方々をおよびしてその運動の話を聞く予定。そのほか、中央図書館構想、中央図書館とは?、ボランティアについてなど、会の進め方についても話し合った。

「東京の図書館をもっとよくする会」総会参加報告

 6月9日、中央区新川にある日本図書館協会の研修室で上記の会の総会が開かれました。そこで各地域で図書館と関わる活動をしている人たちの事例報告、問題提起などが話されました。「日野の図書館を考える会」も発足時のいきさつから、現在の活動までの報告を依頼され参加しました。以下各地域の事例報告で出されたものを簡単に書き連ねます。

 ・大田区:「大田文化の森」の一部図書コーナーとして11月オープン。所管は地域振興部で、運営は財団法人文化振興協会に委託、さらに民間業者に窓口業務委託。「会」として区長、区議会に陳情した。継続審議になった。
 ・文京区:図書館に区民サービスコーナー設置計画。図書館の中に区の窓口業務をするコーナーを作り、職員が住民票などのサービスをするというもの。
 ・中野区:図書館廃館計画が出たが、区民の反対で一時頓挫。非常勤職員の解雇問題。
 ・品川区:図書館運営の委託の案が出たが、問題が多いと区の判断でやめたが、人員削減と非常勤導入の方向へ人事異動。
 ・荒川区:図書館非常勤職員導入。
 ・調布市:司書1名採用、任用替えで司書3名増。(唯一明るい話)
 ・西東京市:保谷市と田無市が合併し、平成13年4月1日より新しいシステムで動き出したが、新システム稼動までいろいろ問題がある。2市の蔵書の管理、インターネットによる蔵書の検索・予約の実施など。大幅な人事異動や嘱託員の適正な配置などの課題もある。
 ・学校図書館関係:司書職員配置の実状。学校図書館職員100名、うち職員会議に出られるのはほんの数名。一人で複数校受け持つため、忙しく走り回っている。子供たちに良い読書環境を与えるには図書館の協力が必要。
 ・九段高校図書館職員:都立高校の学校図書館は小・中 学校の図書館に比べれば恵まれている。学校司書制度があり、1校一人はいる。都立図書館とも人事交流ができている。だが2003年には教科を持った司書教員が増える。図書館のサービス低下につながる。
 ・八王子市民:八王子市に住む1市民だが、仕事で長野県から来ているが図書館のことについて知りたいので参加した。来年4月には長野の木曽に帰るがそこには図書館がない。図書館のない地域に住む住民として、図書館を作るにはどうすればよいか考えている。
 ・東洋大学図書館職員:いま大学図書館を民間の図書館を運営する業者に任せるところが出ている。司書の資格がなくても仕事ができるが専門的な部分でのサービスが落ちるのが懸念される。

 以上さまざまな問題が出たが、図書館は私たちにとってどういう意味を持っているのでしょうか。サービスを享受する利用者一人ひとりが考えて、行政の動きを見ていくことが大事だと思いました。 (文責 久保田 正子)

日野市の学校図書館をもっとよくする会

 90年代に入り、子どもと本の出会いを豊にと願う人々の間で、学校図書館の役割に注目し、現状の貧しさを憂え、専任職員を配置して充実をはかるよう求める声が高まりました。日本児童文学者協会、親子読書・地域文庫全国連絡会はそれぞれの大会で、いち早くアピールを採択、学校図書館のシンポジウムでは、職員問題で熱い論議が交わされるなど(シンポジウムの記録は「図書館雑誌」1990年10月号)話題を呼びました。
 学校図書館が、子どもの知性や感性を豊かに育て、教師の専門性を支えるものであること。また、今の学校教育に希望と改革をもたらす可能性があることが知られるようになりました。
 90年5月、日野市の小・中学校28校すべての学校図書館に専任職員が配置されました。これは小・中学校で、図書主任または、図書係として熱心に図書館活動を支えてこられた先生方の、かねてからの強い要望でした。日野の子どもたちは、いつも職員のいる学校図書館で読書を楽しみ、調べ学習ができるようになりました。子どもの健やかな成長を願う市民にとってこれは大きな喜びでした。
 全国各地で、住民運動団体が生まれ自治体に学校図書館の充実を求めて運動がすすみ、その結果無人の学校図書館の扉が開かれるようになりましたが、そのさきがけの一つが日野市でした。
 しかし、4年後嘱託員の雇用中止の方針が出され、これに反対する請願署名運動にとりくむため「日野市の学校図書館をもっとよくする会」は発足しました。請願署名は日野市内外の協力を得て、18,000筆を市議会に提出、審議を見守りました。その結果、嘱託員の雇用を継続することができました。
 97年学校図書館法改正の際、付帯決議によって「現に勤務するいわゆる学校司書がその職を失う結果にならないよう配慮するとともに、職員配置を含めた、学校図書館整備のための地方公共団体独自の施策を、より一層充実するよう配慮すること」とされたにもかかわらず、市教委は98年8月、「2003年3月には学校図書館の嘱託員制度を廃止する」と要綱を「改正」しました。
 99年に入り会は、①要綱の改正をしないこと。②正規の学校司書制度を新たにつくること。③市民を含めた「学校図書館審議会」を設置することを求める請願を、9,730筆の署名を添えて市教委に提出しました。しかし4回の審議の末、請願は不採択となりました。その際教育委員長は「①国や都の動向を見定めていく。②学校図書館を無人にはしない。」と発言しました。
 会は毎市議会の開催時期の前に定例会を持ち、ほぼ毎年「市民による学校図書館審議会」を開いてきました。今年に入りニュースを発行、7月より学校図書館に新しく働くことになった人のための「学校図書館連続講座」を開催しています。        (板垣記)
学校図書館連続講座-新しく働くことになった人のために-

主催 日野市の学校図書館をもっとよくする会
会場 日野市福祉支援センター2階(モノレール高幡不動尊駅北口 京王線も可)
期間 2001年7月7日(土)~9月1日(土)
回数 5回(2回目までは既に終了)
参加費 4000円(単講 1000円)会員割引あり
スタッフ 板垣葉子 加藤暉子 鈴木久美子 田沼恵美子 野口絢子 麓元子 宮田久和子 山口まり子他
申し込み・問い合わせ 加藤(電話 *****)
 
第3回 8月18日(土)9時30分~11時30分
 テーマ 子どもたちや教員の本の要望に応えるには
第4回 8月28日(火)9時30分~11時30分
 テーマ 読み聞かせとブックトーク
第5回 9月1日(土) 9時30分~11時30分
 テーマ 分類の方法と本の修理(実習)
 
※2回目以降、万一の会場変更にそなえ単講の方はお問い合わせの上お出かけ下さい。

会則改正

総会において会則の改正の件が審議され、以下のように改正されました。

 1. 会則第2条(目的)に次のように加える。
   第2条第2項
    この会は特定の政党活動・宗教活動・営利活動には関与しない。
 2. 会則第12条(付則)を以下のように改正する。
   (付 則)
   第1条 この会則は2000年6月18日から施行する。
   第2条 この会則は2001年4月22日から一部改正の上施行する。    
【記録】ひののとしょかんを考える会通信 第3号

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