【記録】設立集会参加出欠ハガキに寄せられたみなさまからの期待、ご意見など

○ 「多摩地域の図書館をむすび育てる」ことを目的とした会の設立にここまで運んで下さった皆様に感謝いたします。目的達成のために、利用者として考えていることを多くの仲間と話し合い、これからの図書館像が見えてくる方向をさぐれたら楽しいと思います。

○ 東京、いや日本の政策には、個人個人の意識革命以外はございません。その為の情報源である図書館は最も重要であります。分館などとんでもない考えは言語道断。多摩地区の中心、立川の基地跡地に21世紀の図書館新設に向けて一致団結し、勝利を目指しましょう。

○ 図書館をもっと役に立つもの(学校教育や市民の学習などに)にするために、どうしたらいいのか、どういう方法があるのか少し考えたくなりましたので参加させていただきます。子どもたちと本を結ぶ活動をしている上で、「井の中のかわず」にならないために、様々な立場の建設的な意見を伺いたいと思います。「多摩地域全体の図書館のあり方や調査研究」となるとむずかしすぎるので、ちょっと二の足をふむ気分もありますが、とりあえず関心をもってみたいと思っています。

○ 学びの変革の時、学校図書館を核にした資料提供を考えたい。地域にある学校、ネット化する時の課題を公共図書館職員、市民と共によりよいあり方を考えられたらと思います。(多摩地区の学校司書より)

○ この会により、市民、現場の図書館員研究者が力をあわせ、図書の保存を維持し、ひいては市民にとって望ましい図書館像と図書館政策を提言。ニューヨーク市立図書館のような方向の実現にむけ結集したいですね。東京都民を中心に「本好き」の意地を示せれば。

○ 新しい世紀の図書館をめざしましょう。ただ東京都が図書館行政(政策)から撤退することは許せませんね。

○ 都立多摩図書館の機能があてにならなくなってきた現在、そしてこれから、これを補うものとして「多摩むすび」を発足させること、又これから充実させて行くことしかないと思います。専門的な分野以外でお手伝いできることはしたいと思っています。がんばって下さい。地域の図書館と共に応援します。

○ 「育てる会」の成功発展を心から期待します。私は利用者として感ずることは、確かに、現在、行政の図書館に対する認識不足もあって、専門職不在、専任職員の削減、予算の削減などさんたんたる被害に図書館はあっています。しかし、図書館側はこれに対し、ひたすら守りの姿勢でしか対応しきれていないように思えます。図書館を必要としている人だが、その自覚すらもない人に図書館がどのようにサービスするかの攻めの戦略が必要と思います。

○ 多摩地域から市民&職員のネットワークによって理想的な図書館像をつくり上げていく情報発信の起点になればいいですね。頭数で協力できればと思っています。

○ 東京都の横暴なやり方は、決して許されるものではありません。良いことも悪いことも東京は全国の見本にされてしまいます。良い図書館システム、つながりを作って全国の図書館にも良い影響を与えていけるよう願っています。

○ 行政は住民に奉仕すべきもの。このごろ、住民を苦しめるばかりのことが多すぎる。防衛費を減らし、その予算をまわせ!

○ 稲城では中央図書館建設計画が進んでいる最中です。いろいろな視点から教えていただけたらと思っています。

○ 公共図書館が「公共」である意味がゆさぶられているとき、「都立」の役割や姿勢が支えとなります。そのためにも「都立図書館があぶない」状況を、少しでも押しかえしていく力となりますように。

○ 21世紀社会はすべての住民・国民が自らの生き方を自己決定する次代にしなければなりません。そのための最低必要条件は、学習する権利、文化を創造する社会の確立です。図書館が広い視野を持ち、国民的住民的な営みと共同連帯することが求められています。

○ 多摩図書館の理不尽な図書処分とのたたかい以来、こつこつと運動を積み上げておられることは心から敬意を表します。当日は参加できませんが、今後も皆さんの運動からいろいろ学ばせていただきたいと思います。

○二点ほど課題と思われる点を提言する。
 ・多摩の図書館では、雑誌・パンフレット等、資料管理の難しいものは、処理技術が確立していないところから、郷土関係を除いて収集・整理に消極的で、よく活用されていない。少し研究すべきだろう。
 ・各館の蔵書構成が、予算規模の大小など多少の差があるにしてもステレオタイプである。図書館の重点分野の主題を対象に、保存と持続の可能性を確認できる形で、特化した主題分担を行う。例えば、文学なら現代小説、評論・作品研究、歴史小説、推理小説、翻訳小説等々。重点分野でなければやらないほうがよい。話に出ていたが、共同保存書庫を作るにしてもその有効性が生きてくるだろう。

○ご存知と思いますが、長年にわたって多摩地域の市民団体に活発なサービスを行ってきた都立多摩社会教育会館内の市民活動サービスコーナーが本年3月一杯で廃止され、現在資料室だけが残っています。この資料室はよく資料が集められ、社会教育や市民活動に関しては日本でも屈指の専門図書館ではないかと思います。またミニコミ紙誌を初めとして市民団体が発行する資料を大量に備えている点もユニークです。4月以降は資料費もなく、送られてくるものだけ入れているという中途半端な状況になっています。貴会では「広い視野から多摩地域の図書館の資料・情報のあり方を調査研究し、具体的な提案を」するということですので、同資料室をどうするかということもぜひ視野に入れて検討してもらいたいと思います。

○したたかさとしなやかさを武器に第二ラウンドに踏み出しましょう。当方も活動を始めたところです。(市民活動サービスコーナー廃止反対運動から生まれ、活動を住民運動として引き継ぐ「市民活動サポートセンター・アンティ多摩」のメンバーより)

○公共図書館の新たなるネットワークとして期待をしております。その中で、大学図書館として出来ることを模索していきたいと思っております。(多摩地区の大学図書館員より)

○ 年度はじめの都の公立図書館の蔵書に対する考え方等が発表された時には驚きました。子どもたちにそして、勿論大人にも読書は子どもの成長から、人の生活全体に生涯大切なものと思い、従来よりもっと身近にたくさんあって欲しいというか、なければならぬものと思っていましたので。

【記録】設立集会参加出欠ハガキに寄せられたみなさまからの期待、ご意見など

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