2002年8月24日 場所:立川女性総合センター アイム 第3学習室
1 開会 (石嶋) 2 議長 (中川) 3 会則(案)提案 (手嶋) 山田:多摩地域に市民の力で理想的な図書館を作ることも、目的のひとつにいれてほしい。 阿部:図書館に対する熱い思いはよくわかるが、今ここでは現実的なことを考えたほうがいいのでは。 手嶋:会則はこれで認めていただいて、今後の運動のなかで、いろいろふくらませていきたい。 山田:一方的に決めるのではなく、民主的にみんなの意見を聞いて、採決してもらいたい。 岩井:議論は今始まったばかり。最初から入れるか、入れないかではなく、まず疑問や質問を出し合おう。 「図書館」と「公共図書館」は、使い分けているのか。第2(1)の「監視」という言葉は生産的ではない。 山田:「監視」でよい。スウェーデンでは200年前からオンブズマン制度があり、市民が行政を監視している。 手嶋:「公共」ははずしてもよいと思う。 石井:簡単にはずせばよい、ということではない。公共図書館という狭いワクで考えるのか、大学・学校図書館も含めて考えるのかということだ。(1)の表現では、住民に対する意識が欠けている。(3)(4)は、この問題が発端ではあるが、組み立てのワクが違うという認識がない。 板垣:会の略称は、「育てる会」のほうがよい。公共図書館と学校図書館との連携を考えていきたいので、「公共図書館」は「図書館」にしていただきたい。第8経費 のところで、「寄付金」という言葉はどういうことをイメージしているのか。 斎藤:会則では(仮称)となっているが、プロジェクトの名称は「多摩地域から東京の図書館を考えるプロジェクトとした。公共図書館の問題を切り口にしているが、学校図書館や大学図書館との連携などもっと広くとらえようということで、「図書館」とした。 手嶋:寄付金の内容は、学習会や講演会等でカンパをしていただくことを考えている。 熊の渓:利用者として、いまの都のやり方は、市民の文化のレベルにも関係する大変なことと思って参加してきた。目的・活動のところに「市民とともに」という言葉が出てこない。市民が参加できるようなものにしてほしい。 黒子:(3)と(4)は目的のところに入れるのは反対である。「撤回を求める」とあるが、広い層の参加を求めるためにはこれではダメだ。活動の中で結果として出てくるのはいいが、最初から反対するための会、ということでは参加できない。 岩井:ここでは決められないので、できるだけ早く、意見のある人は事務局に届けることにして、再度まとめてもらいたい。 根岸:会の準備をする段階で、市民の方が参加できるような時間帯に準備会を設定できなかったという事情があると思うが、せっかく集まったのだから、最低できることを決めてお金も集めて発足してはどうか。 手嶋:活動は待ったなしで、都立の児童書の「再活用」も始まっている。会則はゆるやかな状態で、とりあえず発足は認めてほしい。 議長:ここで代表等すぐには決められないので、とりあえず活動計画、プロジェクトについて提案したい。 4 プロジェクトについて (斎藤) 昨年度の都立再編問題ではすべてが後手後手になったので、これから何かが出される前にこちらの対応をまとめておきたい。反対するだけでなく、きちんとした対案を提示したい。行政が中だけで考えていては、立ち行かない状況にある。住民の力で作り上げていく、当面資料を保存する場所を作ることを目的に、議員などもまきこんだ形をめざす。 5 学習会計画案 (堀) 6 メーリングリストについて (浴) resucue-tama から「多摩むすび」へ移行する。現在入っている方は自動的に移行するが、やめたい時は連絡するということにしたい。名称が変わるかもしれないが、現在のところ「多摩むすび」でヒットする。resucue-tamaはいずれ閉鎖する予定だが、しばらくはこのままとする。 7 都立図書館の状況 (堀) 資料費の変遷表に見るとおり、最高時に比べ半減している。児童資料の再活用リストがホームページに公開されている。(館長協議会の対応については、別途情報公開します。) 議長:時間が切迫しており、論議する時間がない。暫定執行部を発足させ、会則・名称をねりなおす、ということで、事務局長だけを決めていただきたい。 (国分寺市立図書館の堀さんを提案、拍手で承認) 守谷:再度設立集会を開くということか。 議長:事務局で案をまとめ、再度設立集会を開く。 板垣:日野市の学校図書館を考える会の署名をお願いしたい。返信用封筒も用意してあるので、今月末までご協力よろしく。 |
【記録】「多摩地域の図書館をむすび育てる会」設立総会 記録