本日11/3立川にて多摩むすび懇談会が開かれました。 参加者:15名 内容: 1.平成14年度(都立図書館)再活用計画 2.市町村の対応の現状 3.「多摩むすび」会の現状 4.黒子代表による自己紹介 5.これからどういう会に育てていくか 配布資料: ① 都立図書館の除籍再活用資料のHP打ち出し例: http://www.library.metro.tokyo.jp/19/19760.html (本来アクセスを許可されている都内市区町村立図書館のみが 閲覧できるページです。もしかしたらこのアドレスにアクセスしても ごらんになれないかもしれません。浴:注) ②10/23館長協議会幹事会にて説明のあった内容 (10/28付けで浴が本MLに投稿した内容のコピー): http://www.egroups.co.jp/message/tama-musubi/13 ③10/7付け都立中央図書館企画経営課長から区市町村立図書館長あての 文書「都立図書館の資料再編に伴う利用サービスの一部停止について」 内容は上記②にて解説 ④新聞記事コピー:文化通信2002/10/21多摩むすび発足 読売新聞 日付不明 多摩地区都保健所問題、再編計画先送りか 日本経済新聞 2002/10/12文化欄、あえぐ公立図書館 津野海太郎さんのコメントつき ⑤黒子代表より 三多摩地区市町村立図書館の共同集中資料保存・提供センター機構(案) ⑤については、後日このMLにてUPできればと思います。 以下、浴のメモより *設立総会は1,2回とも図書館職員より住民の方のほうが多かった。発言も多かった。 *館長協議会は今回の再活用には各図書館で対応するとの通知があった。 *今回の再活用リストの内容:「冷静と情熱のあいだ」などもあれば都立図書館内部の事務用資料では?と思われるような資料(NDCなど)も含まれているようだ。 *以前の再活用の資料の中には、破損がひどく、使用に耐えないものもあった。東京都はそういうチェックもせず(冊数的にできなくて当然の量を一度に捨てている)機械的に出していることの表れ。 *前回の児童書の再活用結果:3万冊のうち1.2万冊に引き取り手が現れ、現在調整中。うち半分は希望が重複しなかった。1.8万冊(6割)に引き取り手がない。 *来年から都内向けの再活用が終わったものは、都外へも呼びかける(他の県立図書館などか?) *10/23協力事業担当者会(都立多摩図書館で開催された会議。各市町村立図書館で協力貸出=他の自治体との資料の貸借、の担当者の会議。従前は各市町村間の貸出のルールつくりなど活発な議論が展開されたが、今年度より都立図書館からの連絡事項を伝える会という意味合いに変更された)で都側は、従来いわれていた「都立に1冊しかない本もゆくゆくは捨てる」との見解を止めるかも、ともとれる発言あり。 *また同じ会で、協力貸出はまず市町村同士でお互いにやって!ともとれる発言あり。つまり東京都は市町村への協力貸出から手を引いて、来館者への対応をメインに考えたい、との本音がでたか? *それに対し、予約情報(都立図書館へ複数の自治体から協力貸出依頼があり、時間がかかりそうな資料について、区市町村で持っていたら協力貸出に対応してほしい、というリスト。テレビなどで少し古い図書が紹介されたりするとリクエストが集中することなどがある。)に掲載されていても結局都立以外には所蔵がない資料も多いようだ(毎号同じ資料が掲載されていると、区市町村からの提供がないと判断できる)。 *東京都の本音を受け入れつつ、それでは成り立たないことを訴える。こちらでできることを先に手を打つ。ストックできるシステムを早急に立ち上げる。キーワードは“したたかさ” *こういう問題は、現場の職員から各館長へ意見を上げていくよりも、上(市長など)から降ろされた法が効果的に動くもの。そういう方向へ話を進めていけるか? *町田で預かっている5万冊については、書誌データを都立からCD-Rでもらった。本を譲るなら当然データも共に譲るべき(目録があってこそ図書館の資料だ)だが、町田側から声をかけてやっともらえた。少数の資料を引き受けた自治体ではデータはもらっていないはず。 *市民運動はメンバーに対し、同一行動を求めることはできないであろう。お金の部分で協力する人、行動で協力する人、などさまざまでよい。 *市民運動では“たまり場”があるとよい。そこへいけば連絡が取れるとか情報が得られるなど。多摩地域は広いので、ブロック別にいくつかあれば。(浴・注:このMLがそのたまり場になればと思いますが…) *デポジットライブラリーの必要性を一般の方にわかりやすく伝える必要性あり。都立図書館からの借用も経験している人は少なく、昨年の活動も理解を得にくかった経験がある。デポジットについてはなおさら。 *多摩むすびの活動に参加したらメリットがあるとよい。特に大人むけのもの(児童、児童書に関することは地域の図書館でも多いが)。 など。順不同ですがこんな声がでました。 |
【記録】懇談会