「今後の都立図書館のあり方」(都立図書館あり方検討委員会の最終報告)から2年。 この間、都立図書館は次々とサービスの見直し(市区町村立図書館へ協力貸出の縮小)を行ってきました。 まず、「再活用」という名の蔵書大量処分、新刊書の貸出制限、協力貸出不可資料の拡大などです。そしてごく最近になって、都立多摩図書館の新聞雑誌係の廃止と雑誌の協力貸出縮小が、上層部によって決定されたと聞きます。縮小の内容は、 ① 協力貸出する雑誌は、都立中央と多摩の両方で所蔵しているもののみとし、 ② これまではなかった保存年限を、雑誌によって5年、10年、20年などと設定して、 ③ 今後書庫が狭くなったら、それさえもをさらに短くする、というものです。 私たちは、多摩地域における独自のデポジットライブラリー構想を検討していますが、今回の雑誌の協力貸出縮小方針は、デポのあり方にも大きく関わる問題です。黙って見過ごすわけにはいきません。この2年間で都立図書館がどう変わり、これからどこへ行こうとしているのか、具体的かつ冷静に検証し、いま何をなすべきかを話し合いたいと思います。ご参加ください。 日 時 2003年11月17日(月) 18:30~ 場 所 立川女性総合センター・アイム 5F 第3学習室 立川市曙町2-36-2 TEL 042(528)6803 内 容 ① 都立図書館はどう変わったか? ~組織と資料を中心に~ ② 図書の「貸し渋り」と雑誌の協力貸出「見直し」の中身 ③ 市町村立図書館の現場から ~協力貸出担当者の声~ ④ これからの対応(話し合い) 主 催 多摩地域の図書館をむすび育てる会 |
【記録】緊急集会「都立図書館の協力貸出はどうなる? 雑誌の協力貸出も縮小の方向に!」