図書館への確信

前川 恒雄著 「図書館への確信」刊行委員会発行 1989年10月21日 100円 在庫なし
目次
1 東京の図書館2p
2 どこに問題があるか4p
 A 社会的原因4p
  イ 日本人の自立4p
  ロ 考える人間を6p
  ハ 社会的原因と図書館の役割9p
 B 行政的原因11p
  イ 「図書館はもういい」か11p       
  ロ 図書館へ使う財源はないのか14p
  ハ 委託、第三セクター、有料化17p
3 われわれは何をすべきか22p
 A 司書の誇り22p
 B カウンターで学ぶ26p
 C 図書館に対する確信29p
質問と答え30p
刊行にあたって
東京の図書館がひところの上昇機運にあったころに比べてみて、最近は停滞しているとか、行手を壁に遮られているとか言われています。この講演録は、このような現状を基盤から考えてみようとして、東京都公立図書館貸出研究会が担当した東公図職員研究会の部会での記録をもとにして、前川さんに加筆していただいたものです。ことし1月に開かれた研究集会の概要は、すでにまとめられていますが、当日の参加者や参加できなかった方々から、完全な講演録として残しておいてほしいという声が多くありました。「改めて、図書館の仕事について考えさせられた」「図書館員を続けていける勇気が湧いてきた」「近頃にまれな感動的な会であった」などの感想があり、同じように感じた有志が集い、このような小冊子にまとめることになりました。真剣に図書館の歩む道を考えている図書館員、図書館を利用している人々の喜びを自分の喜びとすることのできる図書館員、これから図書館員になろうとしている若い人々に、広く読まれ、新しい展望に役立てたいと願っています。
1989年10月 斉藤隆夫 嵩原安一    -「刊行にあたって」より

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