有山崧 その思想に学び、これからの図書館を考える

有山崧没後30年記念集会実行委員会編集・発行 2000年12月刊行 1000円
<記念講演> 今、よみがえる有山崧前川恒雄(元甲南大学教授)     5p
<シンポジウム> 私たちは、何をめざすのか
報告1 図書館を取りまく状況と図書館の課題 -図書館法改正・「地方分権」の中で-山口源治郎(東京学芸大学)31p
報告2 多摩地域の図書館活動 -30年の達成と課題森下芳則(元日野市立図書館)40p 
報告3 私たちは、何をめざすのか -図書館に働く職員として守谷信二(町田市立中央図書館)50p
報告4 図書館がつくる市民像とは -私たちは何をめざすのか-鈴木由美子(中野の図書館を考える会)60p
討論       69p
1999年は日本図書館協会事務局長そして日野市長として戦後の図書館運動に大きな貢献をなされた有山崧氏の没後30年にあたりました。前年秋、菅原峻氏及び石井敦氏の呼びかけで東京近郊の図書館員が集まり記念行事を行うことを相談しました。その後、研究者、住民の参加を得て実行委員会を組織し記念集会を準備してきました。その甲斐あって、1999年5月24日立川市女性総合センターアイムホールで「有山崧没後30年記念集会」を開催することができました。当日は有山氏の奥様をはじめ多くの図書館に関心のある方々がお集まりくださり、記念集会を成功させることができました。この記念集会を参加者だけのものにするのではなく、前川恒雄氏の記念講演とシンポジウムで話された内容を報告集にまとめ、多くの方に知っていただくことは記念集会での約束であり実行委員会の勤めでもあります。もっと早く発刊したいとの気持ちをもちつつ、事務局の怠慢で今日まで発刊が延びてしまいましたことをお詫びします。本書が図書館に関心のある方々に読まれることを期待して編集の言葉とします。 編集後記より

有山崧、その思想に学ぶ、これからの図書館を考える
有山崧 その思想に学び、これからの図書館を考える

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