平成17年1月19日 16東市町村図第6号 東京都公立図書館長協議会 会長 鮎澤 光治 様 東京都市町村立図書館長協議会 会長 小池 博 要望書 要望 東京都市町村立図書館長協議会は東公図の存続を要望する 理由 指定管理者制度やPFI、図書館サービス評価やIT化など図書館運営を取巻く状況は大きく変化し、課題は山積している。このような中では、研究・研修活動や図書館間の協力連携、情報交換は、今後一層必要とされるところである。都立図書館は、東公図の果たしてきた機能については、必要に応じてこれを引き継ぐとしている。事実、東京都図書館研究集会の開催や合同幹事会、協力事業連絡調整会、地域資料についての連絡会は、都立図書館が業務として行なうとするなど、東公図の意義・必要性を認識されているところである。にもかかわらず、今回の任意団体や分担金負担を理由とした東公図の廃止提案は誠に残念である。東京都市町村立図書館長協議会としては、東公図の構成メンバーである区立図書館と都立図書館が「存続は困難」としているが、本来ならば、存続を共に考えることこそが今後の図書館の一層の発展につながる道であると考え、今回の方針を再考されるようあえて要望するものである。 |
【記録】東京都市町村立図書館長協議会要望書から東京都公立図書館長協議会宛てに提出された要望書